外壁
▼目次
外壁は雨風や紫外線から家を守る役割をしています。外壁のリフォームについて、素材の種類やリフォーム方法、費用の相場をまとめました。
外壁のリフォーム
外壁のリフォームの理由として多いのは、見た目や汚れが気になるというものです。外壁は住宅の第一印象を決める大事な部分。外壁のリフォームを検討する理由にはどのようなものがあるのでしょうか?
雨風から住宅を守るためにリフォーム
家は家族が暮らす生活の拠点ですが、その家を守るのが外壁の役割です。住宅は真夏の猛暑や真冬の氷点下、台風による大雨や暴風にさらされています。一見頑丈そうな家であっても、長年受け続けてきたダメージによる経年劣化は進みます。
そのため、普段は考えることは少ないと思いますが、家の外壁にも定期的なメンテナンスが必要です。劣化した部分をそのままにしておくと、外壁に亀裂が走り雨漏りを始める可能性があります。傷んだ部分から害虫が侵入して梁や柱に悪影響を及ぼすこともあるでしょう。住宅トラブルを避けるためにも外壁のリフォームは重要です。
美観の向上のためにリフォーム
「住宅の見た目を良くしたい」というのが、外壁のリフォームにおいて多い検討理由です。外壁は住宅を保護するものですが、その家の印象を決める要素にもなっています。外壁の塗装を行うことで新築時のような美しさを取り戻せますし、新調する場合には今までと違ったイメージの住宅へと生まれ変わらせられます。
また、最近の外壁には遮熱や断熱、対汚染などの効果を持った素材も存在しています。定期的に外壁のメンテナンスを行うことで、住宅の美しさを保つことができるでしょう。
メンテナンスによる資産価値の維持のためにリフォーム
外壁のメンテナンスは住宅に長く快適に住み続けられるだけでなく、キレイな状態の住宅を保っていれば、資産価値を維持する効果にも期待できます。将来的に住宅を売却する場合には、メンテナンスを怠っていた住宅では買い手がつかないかもしれません。しかし、必要なメンテナンスが施され美しい外観をキープしていれば、売却時の資産価値の低下も防げるでしょう。
大阪の外壁リフォーム会社
創建 (株式会社 創建)
戸建てからマンションに至るまでさまざまな家のリフォームに対応してきた創建。断熱リフォームを提案しているのが創建の特徴であり、一年中快適に暮らせる住まいづくりを目指しています。地域の工務店が定期的に点検を行いサポートしており、手遅れになる前に修繕計画を立てたり緊急時は無料で出張を依頼したりすることが可能です。夜間でもコールセンターが窓口を開けているのも魅力の一つとなっています。メンテナンスに抜かりないことに加え、技術力も高いためリフォームプランが豊富です。長年培ってきた経験と実績でリフォームを行っています。
外壁リフォームの費用目安
135万円~(税不明)※一戸建て
参照元:創建 (株式会社 創建)公式サイト(https://www.r-skn.com/example/wall01.html)
創建 (株式会社 創建)の会社概要
- 所在地 大阪市中央区淡路町3-5-13 創建御堂筋ビル5F
- 営業時間 ショールーム営業時間:10:00〜18:00
- 定休日 日曜・祝日・土曜(不定期)
- 施工可能エリア 大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、東京都、千葉県、埼玉県、茨城県
- URL https://www.r-skn.com/
ユウキ興産株式会社
さまざまな種類の外壁塗装を提供しているユウキ興産株式会社。ピュアコートやアーバントーン、セラグランデ、ダブルテクトなど、色や用途によって塗装を使い分けることができます。断熱サイディングに対応しているのも魅力の一つであり、サイディングボードを壁の上から取り付け。断熱サイディングは軽量な不燃外壁材であることに加え、防音機能も備えており、カラー展開や模様もバラエティに富んでいるのが特徴です。また、タイルやシート建材にも対応。玄関だけにタイルを貼るなど、施主の理想を実現するお手伝いをしています。
外壁リフォームの費用目安
2,400/m2円~(税込)
参照元:ユウキ興産株式会社公式サイト(http://www.yuukikousan.co.jp/price/topprice.html)
ユウキ興産株式会社の会社概要
- 所在地 大阪市東住吉区照ケ丘1丁目1番4号(ユウキ興産ビル)
- 営業時間 不明
- 定休日 不明
- 施工可能エリア 大阪府、兵庫県、奈良県、京都府、三重県、和歌山県、滋賀県
- URL http://www.yuukikousan.co.jp/
リフォーム匠(リバード)
雪や雨風から家を守るだけでなく、家の外観に大きな影響を及ぼす外壁。リフォーム匠は耐火性や耐震性、耐久性などに優れているのはもちろん、周囲の街並みにも配慮した外壁リフォームを心がけています。外壁塗装には外部の音を遮断したり、断熱したり、多目的な性能を備えていなくてはならないため、設計が難しいです。そこで、リフォーム匠がおすすめしているのが、窯業系サイディングと金属系サイディング。窯業系サイディングのリフォームプランはシンプルモダンな雰囲気が特徴的な無石綿の外壁材であり、金属系サイディングはリアルな質感で断熱性や耐震性などに優れた柄の深い外壁材です。幅広いデザインや質感、色表現の中から合うものを選べるのが魅力です。
外壁リフォームの費用目安
75万円~(税込)
参照元:リフォーム匠(リバード)公式サイト(https://rifo-mu-takumi.com/ekusuteria/yanegaiheki.php)
リフォーム匠(リバード)の会社概要
- 所在地 【住之江店工事部】:大阪市住之江区中加賀屋3-12-18
- 営業時間 平日9:30~18:00
- 定休日 日曜
- 施工可能エリア 大阪府
- URL https://rifo-mu-takumi.com/
プラシア
快適性と安全性を備えたリフォームができるよう、多角的な視点からプランを検討しているプラシア。事前調査力に秀でているのがプラシアのポイントであり、思いつきではなく、勘と経験に基づく調査結果から対策法を練っていきます。外見だけで判断せず、事前にしっかりと調査を行っているので、効率的に作業を進めることが可能です。ベテランの職人が所属しているのも特徴の一つ。高い品質を保てるのも、従業員のレベルの高さの賜物です。加えて、お客様の宅内に足を踏み入れて作業をする際にお客様にかかる不安感を少しでも軽減できるよう、ホームページにスタッフの顔写真を載せています。社員の教育も行き届いているリフォーム会社です。
外壁リフォームの費用目安
49.8万円~(税込)
参照元:プラシア公式サイト(https://www.purashia.com/)
プラシアの会社概要
- 所在地 大阪府大阪市旭区今市1–18–11 グレイスビル1F
- 営業時間 電話受付時間:平日 09:00~19:00
- 定休日 不明
- 施工可能エリア 不明
- URL https://www.purashia.com/
ラディエント
大阪を中心に地域密着型のサービスを展開しているラディエント。「安心、信頼」を経営理念に掲げ、誠意をもってリフォーム事業を手掛けています。英語で「光り輝く」という意味をもつ「ラディエント(radiant)」には、その言葉の通り、お客様や地元の街並みを輝かせたいという願いが込められています。見た目と品質の両方に優れた価値あるサービスの提案を目指して日々邁進。手掛けている事業は一戸建てやマンション、ビル、商業施設など多岐に渡ります。ラディエントには自社職人がいるため、中間コストがかからず、低価格でリフォームを提案できる点が強みです。お客様一人一人に合ったプランを練る力に長けています。
外壁リフォームの費用目安
49万円~(税込)
参照元:ラディエント公式サイト(https://www.radiant88.com/menu/)
ラディエントの会社概要
- 所在地 大阪府大阪市中央区谷町7-1-45
- 営業時間 9:00~20:00(年中無休)
- 定休日 なし
- 施工可能エリア 大阪府、兵庫県、奈良県、京都府、滋賀、和歌山
- URL https://www.radiant88.com/
近畿総合リフォーム
実際に足を運び、実物を見て触れることのできるショールームを設けている近畿総合リフォーム。素材や材料を手で触って確認できるよう工夫しています。お願いすればカラーシュミレーションをしてもらうことも可能であり、現物を確認できる機会があるのは大きなメリットです。現地調査の正確性が高いのもこだわりっているポイントであり、塗装面積はリフォーム用に実際の面積を算出します。高いところや目視では確認できない箇所は遠隔カメラやドローンを活用する徹底ぶり。間取りに合わせた提案ができるのは、採寸が正確に行われているおかげです。
外壁リフォームの費用目安
記載されていませんでした。
近畿総合リフォームの会社概要
- 所在地 東大阪市大蓮東5-16-10
- 営業時間 8:30-18:00
- 定休日 日曜日・第2・4水曜日
- 施工可能エリア 大阪府、奈良県、兵庫県
- URL https://ksreform.co.jp/
ミヤビホーム
外壁塗装の塗り替えやリフォームを、安心を見える形で提案しているミヤビホーム。みやびホームはお客様に安心してリフォームを任せてもらうために、5つのポイントにこだわっています。1つは書面で工事内容を確認すること。工事にかかる金額や内容はしっかりと書面で残します。次に工事スタッフが営業を担当すること。工事スタッフが営業を兼任するため、お客様の要望が食い違う心配がありません。3つ目はご近所への挨拶をすることと、工事スケジュールを提出すること。ご近所さまに挨拶をするのもスケジュールを提出するのもサービスの一環です。そして、4つ目が工事中の気苦労を減らすことで、5つ目が工事後のアフターサービスです。ミヤビホームはアフターサービスが充実しているのも特徴の一つであり、長いお付き合いを見越した迅速な対応のできる体制が整っています。
外壁リフォームの費用目安
記載されていませんでした。
ミヤビホームの会社概要
- 所在地 大阪市東淀川区豊新4-9-4
- 営業時間 不明
- 定休日 不明
- 施工可能エリア 不明
- URL https://www.n-miyabi.jp/wall/
コーホーペイント
「GAINA」塗料を使用しているコーホーペイント。断熱し得が高く省エネ効果も高いのが特徴的な塗料です。遮音性や消臭性も備えた優れモノで、薄いのに紫外線からも住宅を守ってくれます。一度塗るだけで10年は持つとされており、人体に害を及ぼす有機溶剤危険物も使用されていません。しかし、GAINAは特殊な塗料なので研修を受けないと使用が許可されず、従来の塗料よりもまんべんなく塗るのが難しいです。高い技術力のあるコーホーペイントだからこそ使用できる塗料となっています。
外壁リフォームの費用目安
記載されていませんでした。
コーホーペイントの会社概要
- 所在地 大阪府吹田市天道町4-24
- 営業時間 不明
- 定休日 不明
- 施工可能エリア 大阪府(全域)、兵庫県、奈良県、京都府、滋賀県、和歌山県、三重県
※大阪府以外は一部地域のみ対応 - URL https://www.koho-co.jp/
さくらペイント
職人直営の塗り替えを専門的に取り扱っているさくらペイント。職人の技術と知識、人間性には自信があります。施工品質を管理するために厳しい基準を設け、塗料の性質を活かした施工を行っています。美観と耐久性の双方の要望に叶えられるよう丁寧に作業を進め、下地処理から仕上げにいたるまで工程が細かくなる手間もいといません。美しい外観を長きに渡り保つことが可能な塗り替えを行うには、見えない部分にもこだわることが大切です。塗装をしたら見えなくなってしまう下地処理まで手を抜かず、情熱をもって仕事を全うしているのが魅力の施工会社です。
外壁リフォームの費用目安
記載されていませんでした。
さくらペイントの会社概要
- 所在地 【高槻センタープラザ】大阪府高槻市南松原町15-10
- 営業時間 9:00~18:00
- 定休日 年中無休(年末年始・GW・お盆除く)
- 施工可能エリア 高槻市、茨木市、箕面市、摂津市、枚方市 他
- URL https://sakura-p.com/
ダイタク
幅広い工事の知識があるダイタクは、専門店として外壁塗装を提供しています。お客様の要望に沿った塗料を的確に選択。気になっている部分を解決するための提案は、色選びや劣化診断を通して決定します。住まいの状況を正確に把握し、報告書とともに塗装の計画を相談してくれるため、提案内容を理解しやすいです。また、分かりやすい料金体系を心がけており、熟練の職員たちが丹精を込めて仕上げているのも選ばれている理由の一つ。長いものだと8年の工事保証がつくなど、アフターサービスも充実しています。
外壁リフォームの費用目安
30坪:49.8万円~(税込)
参照元:ダイタク公式サイト(https://d-taku.com/wall/)
ダイタクの会社概要
- 所在地 【本社】東大阪市稲田新町2-9-21
- 営業時間 9:00~19:00(ショールームのみ日曜定休)
- 定休日 なし
- 施工可能エリア 大阪全域
- URL https://d-taku.com/
外壁の種類
外壁にはタイル・サイディング・モルタルの3種類があります。それぞれの素材に特徴や耐久年数があるので詳しく見ていきましょう。
タイル
タイルは3種類の素材の中でも耐久生に優れており、基本的に補修や取り替えが不要です。耐火性や耐水性だけでなく耐候性にも優れており、色彩やテクスチャーが豊かなので、さまざまな風合いを出せるのが特徴。専用の下地に取り付けたものや、接着材で貼り付けたものなど、取り入れ方も多岐に渡ります。外壁のメンテナンスの手間や費用を抑えたいという方にもおすすめです。
サイディング
サイディングはセメント系や金属系の素材を板状に形成した外壁です。外壁に採用されることが多いので、建売住宅などで見る機会も多いでしょう。軽い素材ですが耐火性や耐水性に優れていて、タイル調やスタッコ調のような模様が施されているのが特徴を持っています。サイディングは15〜20年ごとに補修の検討が必要です。
モルタル
セメントと砂を水で練り合わせて作られたものを塗装した外壁がモルタルです。素材が安価で耐火性には優れていますが、使用から10年程度で全面補修が必要になる可能性があります。施工には丁寧な技術が必要で、ヒビ割れや汚れに弱いのがデメリットです。
外壁のリフォーム方法
外壁のリフォーム方法には多くの工法がありますが、その中でも代表的な塗り替え・重ね張り・張り替えについて紹介します。
塗り替え
外壁にヒビ割れやチョーキング、苔や藻などの汚れが目立つ場合に塗り替えを行います。
ヒビ割れには大きく目立つものから、目を凝らさないと分からない小さな亀裂まであります。大きなヒビ割れだと、そこから雨水が入り込み、壁の下地を傷めることがあります。
外壁の塗料が粉末状になって剥がれてしまったチョーキングが起こると、塗料の効果は激減。このような状態では耐水性や耐火性が落ちてしまうので、外壁の塗り替えが必要です。
苔や藻などで外壁の汚れが目立ってきた場合にも、塗り替えで対処。既存の色とは違う色を塗ることで住宅の印象を大きく変えられます。
重ね張り
住宅の外観やデザインを、これまでとは違うものにしたい時に有効な工法が重ね張りです。別名カバー工法とも呼ばれており、その名の通り既存の外壁の上からサイディングボードを施工する方法です。既存の外壁を剥がさずに済むので価格を抑えられ、外壁が二重構造になることで断熱性も向上します。
ただし、外壁の劣化が下地にまで及んでいた場合には、重ね張りはできません。下地の補修を行わないと耐久性に問題が生じる可能性があるため、外壁を解体する作業が必要です。
張り替え
外壁の老朽化が原因で雨漏りといったトラブルが生じている場合には、下地の部分も劣化している可能性があります。このようなケースには、既存の外壁を解体して下地の補修を行い、新たに外壁施工する張り替え工法が必要です。外壁リフォームの中でも大掛かりな工事が必要になるので、工期と費用の負担も大きくなります。
ですが、張り替え工法でリフォームは、外壁と下地を同時にメンテナンスできるので、断熱材の交換や筋交いの追加なども同時に施工可能。断熱性や耐震性を向上させられるメリットがあります。
外壁のリフォーム相場
外壁リフォームの相場は20万円~300万円と価格帯が広いのが特徴です。外壁のリフォーム内容には補修・塗装・新調の3種類があり、それぞれ工事の規模が異なるので相場にムラがあります。
外壁の表面を補修するだけなら、全体に塗装を施して耐久性を上げる必要もあります。ですが、下地に傷みが生じていれば、既存の外壁を解体して修復しなければなりません。
それぞれのリフォーム内容の費用相場を紹介します。
補修
補修工事には高額になると80万円程度の費用がかかります。ヒビ割れや剥離、目地割れを起こしている部分を補修するのが主なリフォーム内容です。外壁のゴム製部分は経年劣化を起こしやすく、住宅全体のゴム製部分を補修するだけでも、20万円~80万円程度の費用がかかります。
塗装
建物の保護や耐久性の向上、美観の維持を目的として行われる塗装の費用相場は80万円~150万円程度。建物の規模によって使う塗料の量が増える以外にも、耐火性や耐水性、断熱性などの機能性の高い塗料を使用すると金額は上昇します。一般的によく使用されているのはシリコン樹脂性の塗料で、耐久年数は5~7年程度。シリコン樹脂性の塗料を使用した場合は、全ての工程を含めて100万円程度が相場となっています。
新調(重ね張り・張り替え)
外壁の新調は大掛かりな工事が必要となるので、費用相場も150万円~300万円と高額です。外壁の新調で用いられる工法は、「重ね張り」と「張り替え」の2種類。重ね張りは既存の外壁をそのままに、上から新しい外壁を重ねるので比較的費用を抑えられます。張り替えを行う場合は、既存の外壁を一度解体して、新たな外壁を施工するため費用が大幅にアップするのです。
外壁を新調する際には、どのようなサイディングを選ぶかによっても費用は異なります。耐久性を重視した張り替え工法なら、300万円程度の費用がかかるでしょう。
外壁のリフォーム事例
当サイトで紹介しているリフォーム会社による、外壁のリフォーム事例をいくつか紹介します。
事例1:シリコン系塗料で外壁をリフォーム
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画像引用元:創建公式ホームページ
http://www.r-skn.com/example/wall01.html
リフォーム前は長年の汚れがこびり着いて外壁に黒ずんでいる部分がありましたが、塗装によりキレイな姿を取り戻しました。今回の塗装で使用したのはシリコン系の塗料。耐用年数が長く、コストパフォーマンスに優れているのも特徴です。シリコン系塗料特有の光沢もあります。
事例2:ホワイトとグレーのコントラストがアクセントに
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画像引用元:ナサホーム公式ホームページ
https://nasahome.co.jp/works/w_exterior/modern-facade.html
元々はホワイト一色だった外装ですが、住宅の増築に伴い外装のリフォームも実施。外壁に使用した色のベースはホワイトですが、増築した部分にグレーを使用したことで全体の印象にメリハリが出ています。
事例3:外壁の塗装で新築のような外観に
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画像引用元:グッドハウス公式ホームページ
https://e-goodhouse.com/publics/index/100/detail=1/b_id=388/r_id=145/#block388-145
築年数が45年ということもあり外観に年季が入っていました。グレー系の外壁にも関わらず、目に見て分かる程の汚れが着いてしまっています。リフォームではベージュ系の色で塗装を施し、まるで新築のような外観に生まれ変わっています。
外壁をリフォームするメリット
家の第一印象を決める外壁。一般的に外壁は見た目のイメージに大きく関わる部分だと思われていますが、本来の役割は家の保護にあります。外壁の機能性によって、雨風や雪、紫外線などが受けるダメージを軽減してくれているのです。そのため外壁リフォームを行なうと住宅の耐久性の向上に繋がります。
外壁リフォームを検討すべき段階のひとつが、家の外壁に小さなヒビ割れが生じた時。見た目には大したことがなくても、隙間から雨や湿気が入り込んで外壁の下地や家の構造を劣化させてしまいます。あまり目立たない小さな傷のうちに外壁を補修しておくことで、住宅の耐久性を維持できるのです。
また、美しい外壁を保っている住宅は資産価値が上がります。同じ築年数の物件であっても、メンテナンスが行き届いたキレイな外観の物件の方が、買い手が付きやすいものです。将来的に家を売却する予定がある方は、定期的なメンテナンスを行っておいた方が良いでしょう。
外壁をリフォームするタイミング
外壁リフォームは、耐用年数を見て検討するのがおすすめです。外壁の種類にはタイル・サイディング・モルタルがありましたが、タイル素材を採用しているのなら基本的に取り替えは不要です。ただし、台風で飛んできた物によってタイルが割れてしまった場合には、補修を行うべきでしょう。サイディングやモルタルを用いている場合には、外壁を施工してから10年ぐらいでリフォームを検討する必要があります。
この他にも汚れが目立ってきた時や住宅のイメージを変えたい時に、リフォームを行う方が多いようです。また住宅の売却を予定していて、住宅の資産価値を上げるために外壁のリフォームを行う場合もあります。
外壁をリフォーム行う際はデザインだけでなく耐久性も重視!
外壁リフォームによって大きく変化するのは、住宅の見た目です。せっかくリフォームするのならオシャレで新しいデザインの外壁にしたいものですが、機能面の対策も忘れてはいけません。
外壁の塗装では様々な耐久効果を持った塗料を使用できます。また外壁自体を新しいものに張り替える場合は、下地部分の補強も可能に。大切なマイホームに長く暮らすためにも、見た目だけでなく耐久面も考慮して外壁リフォームを検討するのがおすすめです。
大阪では外壁塗装の補助金・助成金がおりるエリアがある
大阪府で外壁塗装を行う際、地方自治体から補助金や助成金が受け取れる場合があります。
たとえば大阪市では「空家利活用改修補助事業」を実施しており、最大で75万円の補助金が受けとれる制度です。この制度は空家所有者や取得予定者などが住宅の性能向上に関わる改修工事を行うケースなどが対象となります。外壁塗装だけでは対象とならないので注意してください。また令和5年度以降に制度が継続されるかどうかは不明のため、必ず大阪市の公式サイトで確認しましょう。
大阪府にある全ての自治体が外壁塗装工事の補助金・助成金の制度があるわけではありません。そのため工事を予定しているエリアで利用できる制度があるかどうかをチェックしてください。自治体によっても対象となる条件などが異なるため、工事を行う前に対象かどうかも確認しておくことが大切です。外壁塗装工事の補助金制度があったとしても、条件をクリアしていなければ補助金を受け取れないので注意しましょう。
外壁塗装で助成金を受け取るための条件
外壁塗装で助成金を受け取るためには、自治体が定めた条件を満たさなければなりません。助成金の対象条件は自治体ごとで変わってくるため、必ず自治体の公式サイトなどで確認してください。ここでは一般的な条件について見ていきましょう。
工事着工前に申請すること
大阪府にある自治体が実施している外壁塗装で利用できる助成金制度は、基本的に工事の着工前に申請を行わなければなりません。もし申請しないまま工事を着工してしまえば、どんなに対象工事であったとしても助成金を受け取れないので注意してください。できれば早い段階で助成金の対象となるかどうかを必ず問い合わせておきましょう。
税金を滞納していないこと
外壁塗装に限らず、どの補助金・助成金、どの市区町村でも基本的に税金の滞納がある場合は助成金を受け取ることはできません。本人だけでなく、家族も対象となることがあるため、必ず本人・家族も含めて税金を適切に納めているかを確認してください。もし滞納していれば早めに清算しておきましょう。
自治体で定められた業者で行うこと
外壁塗装の場合、自治体の中には工事エリアにある業者を利用しなければ助成金の対象とならないケースもあります。また中には業者に制限はないものの、居住エリア内の業者であれば助成金が優遇されるケースもあります。そのため業者を選ぶときは、必ず補助金・助成金の対象になっているかどうかを事前に確認しておきましょう。
大阪府の外壁塗装助成金申請の流れ
ここでは一般的な外壁塗装の助成金申請の流れを紹介します。ただ外気塗装の助成金を申請する具体的な流れについては、必ず工事を行う自治体の公式サイトをチェックしてください。
1.外壁塗装の見積もりを取る
まず外壁塗装の申請をするのであれば、業者から工事の見積もり書を作成してもらいましょう。外壁塗装の申請を行う際、見積もり書が必要になるケースがほとんどです。状況によっては活用する塗料のカタログなどの提出を求められることもあるので、業者に相談し用意してもらうと安心でしょう。
2.自治体のサイトから必要書類を入手
申請をするためには、申請書などの書類を用意しなければなりません。自治体の公式サイトには申請に必要な書類をダウンロードできるので、それらを活用すると良いでしょう。記入方法なども公式サイトに掲載されているので、それを見ながら申請書類をミスのないよう準備してください。
3.必要書類を提出
外壁塗装の申請に必要な書類を一式準備が終われば、あとは申請を行いましょう。自治体によって持参または郵送による手続きが可能で、公式サイトにある窓口に届け出してください。ただ書類に不備があれば申請が遅れてしまうため、しっかりと書類を確認することが大切です。
4.審査結果の連絡(2週間前後)
ほとんどの自治体では申請は先着順となっており、予算に達した時点で助成金が終了してしまいます。そのため早めに応募したほうがいいでしょう。申請が無事に終われば、跡は審査結果を待つだけです。2週間前後で審査結果の連絡が届くケースが多いでしょう。
5.外壁塗装の契約・工事
審査が通過すれば外壁塗装の工事の契約を行い、工事を開始します。自治体によっては工事の途中経過・完了時の記録写真が必要となることもあるため、前もって申請に必要な写真などの条件を確認してください。
6.実績報告書と請求書を提出
工事が無事に終われば、実績報告書・請求書など必要な書類を作成・提出します。全ての書類を提出し終われば、指定した金融機関に助成金が振り込まれるでしょう。
まとめ
外壁のリフォームにかかる費用の相場や工法、リフォームで得られるメリットについて紹介しました。外壁には外観の美しさを左右するだけではなく、住宅を保護する役割があります。
外壁のリフォームは耐久年数に合わせて検討することが大切です。快適な暮らしには外壁のメンテナンスが欠かせないことを理解して、適切なタイミングでリフォームを行うのがおすすめです。