内装・リビングなど
リビングのリフォーム
家族の憩いの場になるリビング。老朽化すると過ごしづらさを感じてしまいます。ケースによっては、家族がバラバラに過ごす原因になることもあるようです。過ごしづらさや不具合を感じている方は、リビングのリフォームを検討するとよいかもしれません。
老朽化しやすいポイントとリフォーム
リビングの老朽化を感じやすいタイミングとして挙げられるのが、ライフスタイルとのミスマッチが発生したとき。例えば、リビングとダイニングが分かれていて狭い、リビングが和室なので過ごしづらいなどのときに老朽化を感じることがあります。
これらの不満は、リビングとダイニングを一部屋にすることや和室を洋室に変更することなどで解決できます。ライフスタイルとマッチするリビングにリフォームすれば、過ごしやすい空間になるはずです。
同じく、リビングの老朽化を感じやすいタイミングが床の軋みなどを感じるときです。構造的な問題を抱えている可能性があるのでより深刻といえるでしょう。軋みなどのトラブルは、床を支えている部分を交換するリフォームなどで改善します。
やはり老後は気になるバリアフリー
リビングに構造的な問題がなくても、年齢を重ねることで過ごしづらさを感じることがあります。例えば、フローリングが滑る、敷居が段になっている、立ち上がるときにつかまるものがないなどを感じることがあります。
年齢を重ねることで過ごしづらさを感じている方は、リビングをバリアフリー化するとよいでしょう。床材を滑りにくいものに交換する、敷居の段差をなくす、手すりを取り付けるなどのリフォームをすれば、安心して生活を送れます。
リビング・居室のリフォーム事例
当サイトで紹介しているリフォーム会社が手掛けた、リビングや居室のリフォーム事例をピックアップして紹介します。
大阪のリビングリフォーム事例1
リビングに床暖房を採用して、いつも家族がくつろげる空間に仕上がっています。
before | after |
---|---|
![]() |
![]() |
キッチンとダイニングの仕切りをなくすことで、毎日の会話がスムーズに。いつも家族が集うリビングを快適で過ごしやすくするために、明るいタイプの床材に張り替え、床暖房を設置。使い方が広がるように、細部にわたりこだわりの設計力が活かされたリフォームです。 |
- 費用:325万円
- リフォーム箇所:扉・仕切り・床・壁紙・照明・玄関など
大阪のリビングリフォーム事例2
和室を無くしたかわりに、リビングの一角にタイルを施工した壁に、照明と家具がマッチした和スペースを配置しています。
before | after |
---|---|
![]() |
![]() |
施主が持っているモダンな階段式収納家具や骨董が引き立つ和スペースを設置した事例。和室をなくしてリビングとつなげることで、部屋の中に開放感が生まれています。表面に破線が刻まれたタイルを、縦横ランダムなレイアウトで壁に施すことで、動きのある印象に仕上がっています。 |
- 費用:125万円
- リフォーム箇所:床・壁・扉・仕切りなど
大阪の内装リフォーム事例
築45年の古家が、ナチュラルでシンプルな家に様変わりしました。
before | after |
---|---|
![]() |
![]() |
子どもたちが「お化け屋敷」と怖がるほど老朽化していた家がナチュラルでシンプルな家に様変わり。サッシや階段は再塗装だけに留め、その分、お部屋の改装に注力したそうです。構造上必要な柱以外は全て取り除くことで、「家の中で運動会ができるかも」とは施主の談。 |
- 費用:500万円
- リフォーム箇所:床・壁など
リビングのリフォームにはどれくらい費用がかかるのか
リビングのリフォーム費用は工事内容により大きく異なります。例えば、和室を洋室にしたいなど抱えている悩みをピンポイントで解決するリフォームであれば50万円以下で行えます(部屋の大きさや使用などにより異なります)。ここに、サッシを断熱性能の高いものに変える、床暖房を導入するなどのこだわりを詰め込むと100万円程度かかります。
もちろん、これが上限ではありません。さらにこだわりを詰め込むとリフォーム代はアップします。リビングリフォームのポイントは、悩んでいる点とこだわりを明確にすることといえるでしょう。
そこまでお金をかけずに老朽化のリフォームするにはいくらかかるのか
after |
---|
![]() |
引用元URL:http://www.r-skn.com/example/all09.html |
大まかな目安なので、具体的な費用を知りたいと感じた方が多いかもしれませんね。参考に、築40年の住宅をリフォームした創建の事例を紹介します。
施主の不満点は、お部屋の間取りが細かく区切られていることです。この点などを改善するため、家全体のスケルトンリフォームを行っています。具体的には、隣接していた洋室をリビングに組み込み、さらにその一部をウォークインクローゼットに変更しています。狭かったリビングが、たくさんのお客様を招ける空間へ生まれ変わりました。
以上のほか、ダイニング・キッチン・浴室・バス・トイレ・洗面所・和室・階段・玄関などをリフォームして、費用は500万円です。リビングを中心に戸建てを全面改装してこの価格なので、コストパフォーマンスに優れます。
思い切り趣味に合わせたリフォームをするといくらかかるのか
after |
---|
![]() |
引用元URL:https://www.homepro.jp/jirei/B85872.html |
リビングリフォームでこだわりを詰め込むこともできます。こだわりのリビングはどれくらいの価格で実現できるのでしょうか。
一例として、ケイズグッドリフォームが行ったリフォームが挙げられます。壁紙などにこだわることで、現代的でこだわりの詰まったリビングにリフォームした事例の価格は200万円です。クロス張替えのほか、和室改装・玄関内装・キッチン収納取付けも同時に行っています。
もう一つの例として、株式会社森川工務店が行ったリビングのリフォームを紹介します。リビングの間仕切りを外して空間を広くするとともに、床暖房を設置しています。新たに和室を設けて、畳下に収納スペースを確保している点も見逃せません。リフォーム費用は500万円です。
リフォームの大手と地元企業ではどう違うのか
リビングのリフォームは、大手企業と地元企業へ依頼することができます。大手企業と地元企業では、どのような違いがあるのでしょうか。
大手企業の代表として挙げられるのが住友林業、地元企業の代表として挙げられるのが創建です。両者のリビングリフォームを比較すると、住友林業は大手ならではの安定感を感じる仕上がり、創建は顧客の要望に応えた個別性の高い仕上がりが特徴といえます。
費用はケースバイケースですが、同じ条件で比較すると創建をはじめとした地元企業の方が安くなることが多いようです。人件費や広告費などがかかりにくい、下請け、孫請けなどに支払うマージンが少ないからです。
サポートにも違いはあります。一般的に、サポートは大手企業が優れていると思われがちですが、必ずしもそうとは言い切れません。地元企業の方が、融通が利くことが多いからです。また、充実したサポートを行っている地元企業もあります。例えば、創建は工事区分ごとにきめ細かな補償内容を定めています。リビングリフォームに関連する床や内壁は2年間の保証期間が定められています。
大手企業と地元企業には以上の違いなどがあります。どちらが優れているとは言えないので、それぞれの特徴を理解したうえで選択することが重要です。