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バリアフリー

▼目次

高齢化に伴い、家をバリアフリー化する方が増えています。バリアフリーリフォームについて、その種類や方法、費用の相場をまとめました。

バリアフリーのリフォーム

バリアフリーリフォームを検討するきっかけにはどのようなものがあるのでしょうか?

一般的にはバリアフリーの必要性に迫られてから慌ててリフォームを行う方が多いようです。近年では将来を見越してバリアフリーリフォームを行う方も増えています。

将来の自分のためにリフォーム

バリアフリーリフォームを行う理由として多いのが、将来の自分のためです。核家族の多い現代では高齢者の単身世帯が増えています。まだ元気に動けているうちはバリアフリー化を考えていない方も多いのですが、50代以上の世代でバリアフリー化を検討する方の数が大きく上昇しています。

子どもが独立して夫婦2人だけになった家庭などで、今後のことを考えて早めにバリアフリーリフォームに取り掛かっているようです。将来的に病気で体が動かしにくくなる可能性もありますし、元気であっても少しずつ身体は衰えていきます。先を見越してバリアフリーリフォームを行うのは大切なことです。

同居している家族のためにリフォーム

同居している家族がバリアフリーを必要としていることがきっかけで、というのもリフォームを行う大きな理由です。現代の日本では全人口の3人に1人が高齢者であるという統計が出ています。そして高齢者の死亡原因には、交通事故といった外での事故よりも家庭内での事故の方が実は多いのです。家の中で高齢の方が安全に暮らすためには、バリアフリー化が必須。30代や40代などの若い世代の方が、同居している両親のためにバリアフリーリフォームを行うというのが多くなっています。

バリアフリーの種類

玄関

玄関は段差が多く高齢の方にとって、ケガをしやすい場所になっています。一般的な住宅では玄関ポーチの段差や土間と廊下の境目である上がり框(かまち)の段差などがあり、足腰の弱った方には危険な場所です。健康な方にとっては小さな段差であっても、高齢の方にとってはケガの原因を作ってしまう可能性が高め。玄関の段差を解消するためにはスロープを設置するのがおすすめです。この他にも上がり框に式台を設置して、大きな段差を小さくするのが有効的でしょう。また、玄関では靴を脱ぐ際にもバランスを崩して転倒する可能性があるので、手すりを設置するリフォームも多いです。

階段

足腰が弱い人にとって大きな負担となるのが段差。階段のリフォームでは少しでもその負担を減らすため、手すりを設置したり階段の配置を変更します。手すりは体重を預けるので設置する壁の下地補強が必要になることもあるでしょう。階段の配置を変更する理由は、万が一転倒してしまった時に階段が一直線であると下まで一気に転げ落ちてしまう可能性があるからです。一直線の場合、踊り場のあるU字型の階段にリフォームすることでリスクを下げられます。

また、階段の踏み板の幅や勾配を変更するのも高齢の方の負担を軽減できます。特に古い住宅で生活している場合は、階段が狭く作られていることが多いので、バリアフリーリフォームが必要です。

浴室

浴室は家の中でも事故が起こりやすい場所です。水で濡れた床は滑りやすくなっているので、転倒の危険があります。入り口の段差を解消したり、浴室の壁に手すりを設置することで転倒を防ぎましょう。冬場の寒い浴室は脱衣所との寒暖差が大きく、ヒートショックを起こす可能性があります。浴室内に暖房を設置しておけば寒暖差が和らぐので、そのリスクを軽減できますよ。

トイレ

トイレのリフォームでは身体を支えるための手すりを設置するのが一般的。トイレは衣服の着脱や立ったり座ったりする動作が必要なので、足腰が不自由な方には相当な負担がかかります。便座の横には立ち座りをする時に身体を支えられるよう横向きの手すりを。入り口にはドアを開ける時に身体を支えられるよう縦向きの手すりを設置するのが良いでしょう。

また、開き戸から引き戸へ変更したり、トイレと廊下の境目の段差をなくしたりするのも有効です。大掛かりなリフォームを行う場合には、和式トイレから洋式トイレへと変更することもあります。

バリアフリーのリフォーム方法

手すりを設置する

トイレやお風呂、階段などに手すりを設置することで、転倒のリスクを軽減できます。手すりを設置する場合のポイントは、体重をのせてもグラつかないよう壁にしっかりと固定すること。手すりを設置する壁の下地部分を補強しておくとより安全です。

手すりは握りやすい太さのものを、利用する人の身長に合わせて設置すると良いでしょう。廊下や階段は片側だけでなく両側に設置すると、安定して身体を支えられます。

段差をなくす

バリアフリーリフォームでは家の中の段差をなくして、つまずきやすい部分を減らしておくことが大切です。またその際には高齢の方の目線での確認が必要になります。例えばドア部分にできる段差は健康な方にとっては大したことがなくても、高齢の方にとっては転倒のリスクがある箇所です。

特に古い住宅の場合、和室は廊下よりも一段高く作られていることが一般的。和室の床を下げて畳と廊下を同じ高さに合わせておくと、つまずく心配がないでしょう。段差自体を取り除けない場合にはスロープを設置しておくのも有効な手段になります。

バリアフリーリフォームの費用相場

玄関

玄関全体をリフォームした場合にかかる費用は約100万円です。スロープの設置、ドアの拡張、ドアの交換(開き戸から引き戸へ)、手すりや式台の設置、床の張替えといった作業が含まれています。

部分ごとのリフォーム費用の相場は以下の通りです。

  • スロープの設置:約4〜5万円
  • 手すりの設置:約3万円
  • 式台の設置:約3万円
  • ドアの交換(開き戸から引き戸へ):約40〜60万円
  • ドアの拡張:約10〜15万円
  • 腰掛け椅子の設置:約数千円〜2万円
  • 床の張替え:約8万円

階段

階段の位置を変更するような大掛かりなリフォームの場合、約200万円の費用がかかります。これには手すりの設置、階段の配置変更、階段の勾配・踏み板幅の変更、滑り止めの設置、床材の変更などが含まれています。

部分ごとのリフォーム費用の相場は以下の通りです。

  • 手すりの設置:約7〜8万円
  • 階段の配置変更:約100万円〜
  • 階段の勾配・踏み板幅の変更:約100万円〜
  • 滑り止めの設置:約3万円
  • 床材の変更:約6〜10万円

浴室

浴室全体をリフォームする場合は100万円程度の費用が相場となっています。 作業としては広い浴槽の設置、手すりの設置、浴室暖房の設置、段差の解消、浴室の扉の変更などが含まれます。

部分ごとのリフォーム費用の相場は以下の通りです。

  • 手すりの設置:約3〜5万円
  • 段差の解消:約25万円
  • 床の張り替え:約5万円
  • 浴槽の交換:35万円
  • 浴室暖房の設置:約10〜15万円
  • ドアの変更:約10万円

トイレ

トイレ全体のリフォーム費用の相場は約100万円。引き戸へのドア変更、トイレ内への手すりの設置、便器の変更などが含まれた場合を想定しています。

部分ごとのリフォーム費用の相場は以下の通りです。

  • 手すりの設置:約2〜3万円
  • 和式トイレから洋式トイレへの変更:約40〜60万円
  • 床の張り替え:約5〜10万円
  • トイレの拡張:約20〜40万円

バリアフリーのリフォーム事例

当サイトで紹介しているリフォーム会社が手掛けた、バリアフリーのリフォーム事例をピックアップして紹介します。

事例1:車イスでもスムーズに通れる折れ戸に変更

バリアフリーのリフォーム事例001 バリアフリーのリフォーム事例002

画像引用元:ナサホームホームページ
https://nasahome.co.jp/works/w_toilet/20171202foldingdoort

自宅の全面改修を機にバリアフリー仕様のトイレへとリフォームした事例です。元々のトイレのドアは開き戸でしたが、将来のことを考えて折れ戸に変更。力が弱くても簡単に開閉でき、開閉時のデッドスペースも少ないので、車イスでも問題なくトイレを使用することができます。

事例2:段差がなく安全な浴室へ

バリアフリーのリフォーム事例003 バリアフリーのリフォーム事例004

画像引用元:ナサホームホームページ
https://nasahome.co.jp/works/w_bath/bathtime-toyonaka-shi-spacious-in-a-bath-of-the-step-cancellation.html

浴室への入り口の段差と浴槽のまたぎの高さに悩んでいましたが、リフォームによって段差の少ない安全な浴室へと生まれ変わりました。特に浴槽のまたぎがこれまでより低くなり、高齢の方やお子さまでも楽に越えられます。シャワー横にも手すりが設置されているので以前よりも快適な浴槽になりました。

事例3:バリアフリーの床でくつろげる和室

バリアフリーのリフォーム事例005 バリアフリーのリフォーム事例006

画像引用元:ナサホームホームページ
https://nasahome.co.jp/works/w_japanese/living-waroom-bariafree.html

リビングと和室は元々壁で隔てられていましたが、壁を取り払うことで開放的な空間が広がっています。リビングや廊下の床には段差がないのでつまずいてケガをする心配もありません。和室の壁がなくなったことでキッチンから一直線に見渡せるようになったのもポイントです。家事をしながら家族の顔を見られるバリアフリー空間になりました。

バリアフリーリフォームをするメリット

家をバリアフリーにリフォームすることで、身体が不自由な方でも快適に暮らせるようになります。身体が不自由な方にとって、滑りやすい床や段差は転倒のリスクにつながる危険な場所。床の張替えや段差の解消、手すりの設置を行うことで未然に事故を防げます。

車イス生活の場合には、狭い玄関や廊下は通れず不便。玄関や廊下を車イス対応にリフォームすればストレスなく快適に過ごせます。また、階段に手すりを設置したりお風呂の床を滑りにくくしたりすることは、高齢者や身体の不自由な方にとってだけでなく、家族みんなの安全に繋がるでしょう。

超高齢化社会と呼ばれる日本では、バリアフリー化の需要が年々増えています。バリアフリーリフォームを行うことで、家族みんなが安心して暮らせる家をつくりましょう。

バリアフリーリフォームをするデメリット

リフォーム工事によってバリアフリー化を目指す場合、事前にデメリットも把握した上でプランを考えることが大切です。ここではバリアフリーリフォームのデメリットとして代表的なものをご紹介します。

居住スペースが制限されて使いにくくなる可能性

バリアフリー化を進めた場合、既存の間取りや居住スペースの一部がバリアフリー用の設備などで占領されてしまって、結果的に暮らしやすさが制限されてしまう可能性もあります。

バリアフリーリフォームによって暮らしやすい住居を目指しているにもかかわらず、バリアフリーで普段の生活を送るスペースが狭くなってストレスとなれば本末転倒です。そのため、居住空間を有効に活用できるリフォームプランを検討していきましょう。

バリアフリーに慣れてしまうと非バリアフリーで行動しづらくなる

バリアフリーは便利なものですが、一度バリアフリーの生活や居住空間に慣れてしまうと、非バリアフリーの環境で暮らしにくくなってしまう恐れがあります。

特に高齢者などは環境の変化に即応することが難しく、家の外で非バリアフリー環境へ向かう際などは注意しなければなりません。

バリアフリーリフォームを行うタイミング

バリアフリーリフォームを行うタイミングは家庭によってそれぞれ。一般的には病気や事故などがきっかけで家族の身体が不自由になってしまった時にあわててリフォームすることが多いようです。

また近年では50代の方が将来を見越してバリアフリーリフォームを行う事例が増えています。そう考えると、50代はバリアフリーリフォームの適齢期と言って良いかもしれません。子どもたちが独立し、夫婦で住むには少し広く、老朽化も進んできている。このような場合に、使っていない2階部分を減築して夫婦2人で暮らしやすい住宅へとリフォームする方もたくさんいます。

家の中には健康体だと気づけないちょっとした危険が意外と多くあるものです。バリアフリーリフォームをしようと思うと、想定以上にお金がかかるケースも少なくありません。元気で体力や経済力があるうちから、将来に備えて早めに検討しておくのをおすすめします。

バリアフリーリフォームを実施する時の注意点

具体的にバリアフリー化をリフォーム工事で目指す際に注意すべきポイントをまとえていますので、ぜひ参考にしてください。

どのような生活課題があるのか事前にリストアップする

バリアフリー化と一口にいっても実態やプランは様々であり、またバリアフリー化を必要としている人の身体的機能や生活スタイルによって実現すべき設備やプランも変わってきます。

リフォーム工事によってバリアフリー化を叶える場合、そもそもどういう生活課題が存在しており、どのように解消していきたいのか事前にきちんとリストアップして考慮しておくことが不可欠です。

また、現状の身体機能や症状をベースとしてバリアフリー化をプランニングするのでなく、握力の低下や足腰の機能低下など、長期的に変化していく身体的特徴も考慮に入れながら将来性を見据えた設計やデザインを考えるようにしてください。

資金繰りについてしっかりとシミュレーションする

いざバリアフリー化を進めようとしても、必要なコストをきちんとカバーできなければ結果的に不十分な工事内容になってしまう恐れもあります。

一方、あまりにも低コストを重視しすぎれば、信頼できない業者に捕まってしまったり低品質な工事になってしまったりするかも知れません。

コストと品質のバランスを客観的にシミュレーションした上で、キャッシュフローについても冷静に考えておくことが重要です。

信頼できるリフォーム会社を探して悪徳業者を除外する

バリアフリーリフォームは設置場所や設備によって、不具合がそのまま命に関わる事故へ直結するリスクもあります。そのため、必ず技術的にも社会的にも信頼できるリフォーム会社を見つけて依頼することが必要です。

業者の比較検討を行う際には、各リフォーム会社の実績や施工事例、創立年などを多角的に検証するようにしましょう。

バリアフリーリフォームに補助金や助成金を活用する

バリアフリーリフォームでは行政からの補助金や助成金を活用できる場合もあります。補助金や助成金を利用できれば、それだけコストパフォーマンスを高めたリフォームプランを検討していけるため、利用できる可能性があれば積極的にチェックしていきましょう。

なお、バリアフリーリフォームに関する補助制度や助成制度の中には、工事費用を行政が一部負担したり後になって費用が補填されたりするだけでなく、住宅の固定資産税が一部減額されたりといった税制上の優遇措置として提供されているものもあります。

介護保険制度による住宅改修支援

介護保険制度では、高齢者や身障者として「要支援」や「要介護1~5」の認定を受けた人が暮らす住宅に関して、リフォーム工事費用(最大20万円)の最大9割(上限18万円)を補助する住宅改修支援を整備しています。

そのため、同制度を活用すれば実質的に費用負担1割でバリアフリーリフォームを実現することが可能です。

ただし、介護保険制度を利用してバリアフリーリフォームの費用の補助を受けようとした場合、対象となるバリアフリーリフォームの工事内容が決まっている上、事前の手続きが必要になることも無視できません。そのため、実際にはケアマネージャーに相談してプランニングしていくことが大切です。

自治体が独自に行っている補助制度・助成制度

国が主体となって実施している補助事業や助成事業だけでなく、地方自治体がそれぞれ実施しているバリアフリーリフォームの補助事業・助成事業も存在しています。

それぞれの制度の要件や支給される金額、手続きの方法などは自治体によって異なっているため、まずは役所の担当窓口へ相談して詳細を確認するようにしてください。

なお、自治体が提供している補助事業・助成事業は予算状況によって年度途中でも申込みが打ち切られてしまうこともあるため、早めにチェックしておくことが無難です。

具体例としては大阪市が実施している「高齢者住宅改修費給付事業」や「大阪市空家利活用改修補助事業」、「大阪市障がい者グループホーム整備費及び設備整備費補助事業」といった事業がそれぞれ存在している、または過去に存在していました。

その他にも大阪市では、高齢者の自宅などをバリアフリーリフォームした場合に、一定の要件を満たしていれば当該物件に関する固定資産税の3分の1が減額される税制上の優遇措置も用意しています。

バリアフリーリフォームは計画的に進める

バリアフリーリフォームは家族の快適な暮らしを手に入れるのが目的です。バリアフリー化する場所は家の中にたくさんあるので、まずは最も気になる場所やよく使う場所からリフォームを始めるのが良いでしょう。手すりの設置など簡単で費用があまりかからないことから始める方法もあります。

ただし将来を見越してバリアフリーリフォームを行う場合には、家の段差の解消など大掛かりなことからやってしまうのがおすすめ。後で不足部分があって追加リフォームをする手間が省けます。バリアフリーリフォームには大きな経済的負担がかかるので、本当に必要になってから始めるのではなく、元気なうちから計画的に行うようにしましょう。

まとめ

バリアフリーリフォームの施工箇所や費用の相場、メリットやポイントについて紹介しました。バリアフリーリフォームは毎日の暮らしを快適に過ごすために行うもの。リフォームに急を要する場合には、家の中のとくに危険な場所から始めるのがおすすめです。しかし、リフォームには費用や労力がかかるので、元気なうちから計画的に少しずつ進めておくのが最適でしょう。

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